ホスピタリティコラム

2025.08.05

【ようこのくじら通信 8月号】「笑い」がストレスホルモンを下げる!?

さて、本日も人と人との関係性とウェルビーイングについてのお話です。

 

今回は「笑い」がテーマです。日常のちょっとした笑いやユーモアが、心の健康にどんな影響を与えるのか──
そんな素朴な疑問に対して、スペインのハエン大学の研究チームが行った、33件の論文を対象にした大規模なメタ分析をご紹介します。

 

彼らが注目したのは、笑いヨガや医療クラウンなどの「笑いを意図的に引き起こす」セラピー。
その結果、笑い療法を取り入れた人は、取り入れていない人に比べて不安が有意に減り(効果量 −0.83)、生活満足度が明らかに高まった(効果量 0.98)という結果が得られました。
特に笑いヨガはその効果が顕著で、笑いを「運動」や「習慣」として意識的に行うことが、より強い効果を生むようです。

 

背景には「感情調整理論」や「レジリエンス理論」などの心理学的枠組みがあり、
笑いがストレスホルモンを下げたり、思考の柔軟性を高めたりと、身体的にも精神的にもプラスの影響をもたらすことが示唆されています。

 

笑う門には福来る──これはただのことわざではなく、科学的根拠に基づいた「処方箋」なのかもしれません。
毎日の生活の中で「声を出して笑う」時間、意識してつくってみてはいかがでしょうか。

 

 

榊原陽子でした。

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